
7月1日には富士山も山開きし、いよいよ登山ハイシーズンになってきました。
こうなると泊まりで山にでかけようとする人も増えてくると思います。もちろん僕も8月にはそれを考えています。山小屋を利用する場合、そこにはたくさんの人がいます。そうなると避けられないのが人的トラブルです。
そんなときにふと気になるニュースがあったので紹介します。
スイス•モンブランで盗難事件
【6月24日 AFP】ヨーロッパアルプス最高峰モンブラン(Mont Blanc)で23日、山小屋で登山靴を盗まれた登山家がヘリコプターで救出された。(一部抜粋)
標高4000メートルのグーテ小屋であろうことか登山靴を盗まれてしまったそうです。
山麓に降りるためには雪渓を7時間歩かなければならないそうで、「詰み」状態。無事に救助されてよかった。
このような登山中の盗難はよくあるのでしょうか。検索してみると、出てくるわ出てくるわで驚きました。
今回は山における盗難について案件や対処について考えていこうとおもいます。
登山中の盗難事例
まずは、ネット検索で見られた事例をいくつかピックアップしました。
●CASE 1: 食料の盗難@デポ中 (参照→山登りする人が良い人とは限らない)
岩登りの練習中に食料を盗まれたそうです。木陰に放置しておいたザックから抜かれていたそう。
しかも食べ物全てではなく高タンパク高カロリーのものを選んで盗まれたことから経験者による犯行が非常に高い。
こんなことがあると貴重品や食料まで持ち歩かないといけなくなり本当に困ります。
猿じゃないんだから他人の持ち物を取るのが良くないことぐらい分かるだろと言いたくなりますね。
●CASE 2: 登山靴や登山用品の盗難@山小屋orテント (参照→山小屋で・・・)
山小屋、あるいはテント泊の時に靴やストックを持っていかれてしまう事例は多いようです。
特に登山靴は故意ではなく間違えて履いていかれることもあります。似たようなものが多いですから。
山小屋では登山靴を枕元にもっていくわけにはいきません。出発の時に焦ってたり寝ぼけているなかで、
自分と同じ靴が何足もあると間違いがおきるのは想像がつきます。
靴や雨具がなくなったら遭難の可能性は非常に高くなります。山での盗難は一歩間違えば殺人です。
被害を防ぐためにも「登山客は必ずしもいい人だけではない」と気を引き締めて行く必要があります。
次では盗難対策について考えてみます。
登山中の盗難対策
所持品はなるべく目の届く範囲においていくのが一番なのですが。
どうしても無理な場合もあります。なので少しでも盗まれにくくする方法を書いてみます。
1. 名前を書く
それでも盗るやつは盗ると思いますが。遭難対策にもなるのでやっておいて損はないと思います。
少しかっこわるいと思う人もいるかもしれませんが、安全>>>見た目 ですよ。
2. テントやザックに鍵をかける
ザックやテントを置いて離れるときはジッパーに鍵をかけましょう。
100均の鍵をかけるだけでも盗難する気をそげると思います。
3. 登山靴は靴ひも、中敷きを外す
山小屋では登山靴の靴ひもと中敷きをはずします。それらはリュックに入れて身の回りに置いておく。
こうしておけば盗まれることも間違って持っていかれることもまずないと思います。
基本的にこういった山での盗難は現行犯で見つけられない場合、泣き寝入りのようです。
夏の富士山や北アルプスの山小屋はたいへん混雑します。こういった被害に気をつけるようにしたいです。
もっと効果的な方法があればまた載せていこうとおもいます。楽しい夏山登山を!
軽量頑丈ポリカーボネイト採用! TSA 【アメリカ安全運輸局認定】 ダイヤルロックLX ブラック 1317
posted with AZlink at 2014.7.7
gowell(ゴーウェル)
売り上げランキング: 244140
神々の山嶺(いただき) 全5巻セット (集英社文庫―コミック版)
posted with AZlink at 2014.7.6
谷口 ジロー,夢枕 獏
集英社
売り上げランキング: 6916
集英社
売り上げランキング: 6916
タグ:登山
【注意事項の最新記事】