2014年02月06日

【遭難】過去に學ぶ【事例】

山登りには危険がつきものです。特に命に関わるのが「遭難」です。
命が助かったとしても、救助を頼んだ場合は莫大なお金がかかります。
さらに救助やボランティアの方々を危険にさらすことにもなります。
僕も日々の登山において遭難だけはしないように注意しています。

そのためにも遭難に関する様々な注意事項を心に留めておくことは大切です。(→登山者はこうして遭難する
同じように大切なのは過去事例を知ることだと思います。
もし自分がその場にいたらどういう判断をし、どう行動すればよいのか考えるようにしています。




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というわけで、トムラウシ山の遭難事故をまとめた報告書を置いておきます。
の北海道・大雪山系において、10 名の方が亡くなってしまった遭難事故です。
これは読んでみてかなり興味深かったです。山行についてだけではなく、低体温症や天気についても詳しく説明されていることも勉強になりました。


トムラウシ山遭難事故調査報告書 (PDFファイル)
http://www.jfmga.com/pdf/tomuraushiyamareport.pdf

行動概要を読んでいると、次々と悪化していくパーティの状態が伝わってきます。




個人的に感じたことを簡単にまとめると

1. 天気が悪い日の山行はやめる。天気が怪しいと思ったらすぐ下山
2. レスキューシートやツェルトは大事。(助かったAさんはレスキューシートを使っていた)
3. 不運にも雨になってしまった場合は、身体や装備をいかに濡らさないかが重要


でしょうか。文字にすると当たり前で簡単なことに感じますが、いざその場になると適切に対応できるか心配です。そのためにもこのような事故状況を知ってシミュレーションしておきたいと考えています。

冬山であっても夏山であっても、遭難には十分注意したいですね。



(おまけ)遭難を防ぐために重要だと考えているアイテム
◯ 体温低下を防ぐ
レスキューシート   ・ツェルト
 


◯ 荷物を濡らさない
スタッフバック   ・ザックカバー
   

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タグ:登山
posted by K-YSD at 00:45 | Comment(0) | 注意事項 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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