
一日目の記事はこちら
グラウビュンデン地方2日目は高所ハイキングということでポントレジーナ付近に行くことにした。
人が多くなくて静かな中で歩く事ができて最高だった。
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日程(2日目)
0902 St.Moritz →電車→ 0912 Pontresina
0920 Pontresina →歩き→ 0950 Punt Muragl
1010 Punt Muragl(1738 m) →ケーブルカー→ 1030 Muottas Muragl(2456 m)
Winter Hiking
1210 Muottas Muragl →ケーブルカー→ Punt Muragl
Pontresinaまでバスで戻り、街中散策
1412 Pontresina →電車(ベルニナ線)→ 1530 Poschiavo
街中散策
1625 Poschiavo →電車 (ベルニナ線)→ 1800 St.Moritz
費用
電車&ケーブルカー代(この時は1.00 CHF = 116円程度)
St.Moritz → Pontresina(往復) : はっきりと覚えてないが10 CHFぐらい
Punt Muragl → Muottas Muragl (往復): 33.00 CHF
Pontresina →ベルニナ線→ Poschiavo(往復) : 19.20 CHF
一番上と一番下(青字にしています)は半額カードを使って購入した価格です。
スイスでは120 CHFで1ヶ月間有効のHalf Fareカードを買うことができます。
それを持っているとほぼ全ての電車や登山鉄道料金(一部例外あり)が約半額になります。
詳細
前日の疲れもあったのか爆睡してこの日も快調。8時半にサンモリッツ駅に到着。
この日は高所でのハイキングをするためにPunt Muraglに向かう。(地図は後で載せます)
当初はサンモリッツでハイキングするつもりだったのだが、マップを見るとハイキングコースが多くないし短い。
それ以上に困ったのはスキー客が多すぎる。ハイキングの人なんて一人も見なかった。
ハイキングコースに行くには彼らと同じリフトで行く必要があり少しためらってしまった。
そこでハイキングコースのみがあるPunt Muraglに行く事に決めた。サンモリッツから近いし。
まずはPontresinaに到着。ここで券売機のトラブルがありPunt Muragl行きの電車を逃してしまった。
次は1時間後なのでどうしようかと考えていると、通行人が「Punt Muraglは隣の駅なので歩いて30分で着く」と教えてくれた。
よし、ならば準備運動だ。線路に沿って歩いていく。こんな田舎道でも整備されてるスイス、すごい。
ちなみに線路の左側はハイキングコース。右側は少なくとも駅4、5つぐらいを結ぶ長いクロスカントリーコース。
3分に1人ぐらいはクロスカントリー中の人に会った。本当にウィンタースポーツが盛んな国だ。

ちょうど30分でPunt Muraglに到着。ここからケーブルカーで700メートル高度をかせぐ。

ケーブルカーはいたって普通。どうみても筑波山(右写真)です、本当にありがとうございました。


Muottas Muraglに到着。山頂(?)は-3℃。ここにはホテルとレストランがあって中でくつろぐ事も可能。
あらゆる山の上にホテルがある(山小屋ではなく)ってのがスイスの特徴。リゾートですね。



個人的には日本の山小屋も好きだけど。ホテルだと自然の中にいるって感覚が薄れそうで。
ホテルがあるからだろうけどこんな場所に遊具が! ここで遊んだらすぐ息が切れそう、笑

この日は少し雲が多めで山頂は雲がかかったり消えたり。下の景色は残念ながら拝めず。
でも雲より上の山は見ることもできるし、ハイキングコースを一周した。

見晴らし台。かろうじて周りの山頂は見えるかな。

ここから振り返って向こうに見えるピークを目指す。

ピーク付近から振り返るとまさにAmazing!! 雲が逆に幻想的ないい雰囲気出してる。

ハイキングルートは大体回り終わり、周回コースとは少し離れたルートへ。
こっちは「closed」と係員に言われていたが1人が行っていたので大丈夫だろうと。
このルートは整備されていなく、ときおり膝ぐらいまで沈む事もあったが問題なく進めた。
あとからまた1人やってきて3人がそれぞれ休憩。ドイツ語が話せればもっと会話したのだが…。


僕も休憩。尻が冷たいのでエマージェンシーシート
スイスといったらやっぱりチョコ。冬山にもチョコ。雪で冷やして食べるチョコうまし。あまし。


10分ぐらいすると急に雲が出てきて何も見えなくなってしまったので退散。
帰りのケーブルカーから下を見ても白い霧。山頂だけに雲がかかってしまったようだ。

下に降りればいい天気。ちなみに最寄り駅「Punt Muragl」はこれ。どうみても茨城です。本当に(ry

あとは世界遺産であるベルニナ線に乗ってPoschiavoまでを往復してこの日は終了。
とにかくよかった。景色も抜群だったし加えて人が少ないのが最高だった。アジア人の観光客は一人も見ず、地元っぽい人達が軽くハイキングに来ている感じ。
ツェルマットはマッターホルン、グリンデルワルトはアイガーを見ながら歩けるというメリットがあるけど、いかんせんスキー客と観光客が多すぎて騒がしい。
もしスイスのウィンターハイキングをする人がいたらここをとりあえずお勧めします!
さてさて、スイス滞在はもう残り1週間。そろそろ荷造りとか片付けとかやらないとなー。
というわけでよいクリスマスを。