
先週の三連休とはうってかわり今週の三連休は台風一過の登山日和となった。
そこで鳥海山に登ってきた。鳥海山は一昨年に登ったのだが雹とガスにやられて7合目付近で退却。
今回そのリベンジを果たしてきました。やはり登山は山頂からの景色が見えるのが最高ですね。
登山口の気温はおそらく15℃程度。風が吹くと寒いぐらいだった。
しかし、快晴のため歩いている半袖でも問題ないほど暑かった。
■ 服装
長袖Tシャツ(mont-bell)
スポーツタイツ(asics)
テニス用ハーフパンツ(YONEX)
GORE-TEX ティトンブーツ (mont-bell)
フリースとウインドブレーカーを持って行ったが出番はなし。
歩いている分には全く寒さを感じずむしろ暑いぐらいだった。
■ コースタイム
0840 鉾立(象潟)登山口
0945 御浜小屋 到着
休憩
1000 御浜小屋 出発
1030 七五三掛分岐
千蛇谷ルート
1135 御室 到着
昼食
1210 御室 出発
1240 新山山頂
外輪ルート
1415 七五三掛 分岐
1500 御浜小屋
1550 鉾立(象潟)登山口
鳥海山登山ルートガイド(HPはここをクリック)によると参考コースタイムは新山山頂までのピストンで登り4時間40分、下り3時間20分。
このペースで日帰りする場合は休憩などを考慮して朝7時ぐらいには登り始めた方がいいと思う。
今回のように外輪コースを通る場合は距離が伸びるのでもう少し時間がかかるでしょう。帰りは途中で道を間違ってしまったため20分ぐらい余計にかかってしまっています。
トイレは御浜小屋と御室にあるのでそんなに困る事はなさそうだった。しかし、御室のトイレは混雑気味。
■ 詳細
22日早朝、山形自動車道を酒田方面に向かって車を走らせる。
月山SA付近では雨が降っていたので不安だったが、酒田まで行くと快晴。
鉾立登山口に8時過ぎに到着したが、駐車場はすでに満車。これには参った。
それでも空いているスペースになんとか車を停めることができて一安心。
鉾立駐車場からの景色。この時点ではまだ雲が多い

登山口前の石像

登り始めるまでは風が吹くと寒いのでウインドブレーカーを着ていたのだが、日差しが強く登り始めて10分もするとすでに暑くなりTシャツに。太陽はあなどれない。
1時間ほど歩くと雲はほとんど消えてイイ景色になった。日本海や秋田県、飛島もよく見えた。
振り向けば日本海♪

御浜小屋に到着。ここからの景色も最高。男鹿半島まで見える?


反対側には鳥海湖が。前回登ったときは霧で全く見えなかったなー。

15分ほど休憩したら山頂に向けて出発! 今から先に見える山頂へ向かいます。
ゴールが見えると気分もいい。

七五三掛からは千蛇谷ルートへ

ゅきーo(^u^)o

最後の1時間ぐらいの登りが岩が多く傾斜もありきつかった。富士山9合目から山頂への登りのようだった。
そして御室に到着。

新山山頂へは左に進んで岩場を登って行く必要がある。5割ぐらいの人は写真にあるようにリュックをここにデポして登ってました。僕たちは荷物を盗られたら嫌なので持っていったが。
この時点で足にけっこう疲れがたまっているという情けない状態なのでとりあえず昼食にして回復を待つ。
新山に向けて出発。ここからは手も使って岩場をよじ上っていく。景色を見ながらのトレッキングもいいが、僕はやはりこういう岩登りの方がアスレチック感覚で好きだ。楽しい。
小学生ぐらいの子供から年配の方までいろんな人が登っていたので大丈夫だとは思うが、落ちる場所によっては小さなケガでは済まないレベル。恐怖を感じる人はやめておいた方がいいかもしれません。俺が登っている間に途中で諦めていた人を1人見ました。
ある程度登って傾斜が緩いところ。中央上部が御室

前方の新山へはこの隙間を下ってまた登ります。

山頂はとても狭く10人程度しか入れるスペースがない。写真撮影を待つ人で山頂渋滞が起こっていた。
10分ぐらい並んで待った後に山頂にたどり着く事ができた。
新山到着!(周りはカット)

新山から秋田方面を望む

来た道を望む。写真上部にある岩の隙間から右下に向かって登ってきました。

新山からの下り。これから奥に見える外輪ルートへと向かいます。

外輪ルート分岐点。奥へ行くと七高山。僕らは鉾立に戻るので手前に進みます。

ここからは七五三掛に戻るまでずっと稜線歩き。景色がいいときの稜線は最高!
でも所々道が細いところもあるので、風が強いときは千蛇谷ルートの方がいいかなと思った。

この後、ルートミスが勃発。あざみ坂から間違って湯の台口へのコースに入ってしまっていた。(ルートガイド参照)
幸い10分ぐらい進んだところで「あれ、なんかコースの方角が変じゃない? なんか人も異常に少ないし」と違和感が。すぐに止まって地図を確認すると少し前に分岐があったのだがそれに気づかず間違ったルートに入ってしまったとわかった。
もと来た道を分岐まで戻って正しい道に入ることができたが、あのまま下ってしまっていたらと思うと・・・。帰りは疲れのため漫然と歩いてしまっていたので気をつけなければ。あと、怪しいと思ったらすぐに確認するのは大切だなと。
後は何事もなく無事に下山。天気が非常によかったので最高の鳥海山リベンジ登山になった。
体が糖分を欲していたので最後に鉾立口にあるレストハウスでアイスを食べてから象潟温泉へ。
露天風呂から日本海に沈む夕日を眺めることができた。太平洋側にいる僕らにはなかなかできない経験。
その後は酒田でラーメンを食べてから帰宅。「満月」のワンタンめんが美味しかった。

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タグ:登山
登り直すと天気が悪い時に見えなかった景色が見れて面白かったです。